はじめに

みなさんこんにちは。 私は、大手保険会社から独立して、現在は保険代理店を開業している27歳の女性ファイナンシャルプランナー(FP)です。

私は、いわゆる“貧乏子だくさん”の家に生まれ、小さい頃からそれなりに苦労をしてきた。父は自動車会社の営業、母は専業主婦、そして、兄弟は8人!私は4番目の二女で、ちょうど真ん中ってところ。兄弟が多いということは、それだけ個々の負担が増えるし、辛いこともたくさんある。洋服は上からのおさがりばかりだから、穴があいているのは当たり前だし、学校のあとは、妹や弟の子守りがあるから、外に行って遊ぶことさえも、習い事をすることも一切できなかった。
本当はバレエやピアノを通いたかったのに・・・・・・。
食事はいつも戦場で、早く食べないと兄弟に取られちゃうから、小さい頃から良く噛んで食べたことがない。毎日がそんな生活だった。

親友のA子は、私と正反対で、一人っ子でお金持ち。バレエとピアノと英語を習っている。私はそんなA子がうらやましかった。A子の家へ遊びに行くと、いつも見たこともないオシャレなお菓子と果汁100%の オレンジジュースが出てくる。それをいただくのが本当に楽しみで、楽しみで。しかも心が優しいA子は、いつも自分の分を袋に入れて、「家で食べれば?」と持たせてくれた。自分はお嬢様なのに、貧乏人の私と同等に接してくれるA子のことが大好きだった。

中学までは一緒の学校だったけれど卒業後は、A子が私立の付属高校に、私は公立の高校に入学。その後、どうしても家を出たかった私は、必死に勉強をし、奨学金で大学へ入学して念願の一人暮らしを始めた。
A子はというと、高校を卒業する1ヶ月前に同級生の子供を身ごもって18歳で出産。もちろん親は反対したけれど、どうしても産みたいと最後は押し切ったみたい。今は3人目を妊娠中。A子いわく「私はずっと、兄弟がたくさんいるあなたがうらやましかった」だって。世の中、不思議な人がいるもんだ。

それはさておき、私は大学を卒業後、大手の保険会社に就職。人事部を希望したけれど、なぜか営業部に配属された。そしていわゆる『保険外交員』となった。営業部全員に課せられた使命は、「入社2年以内に、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得すること」。
別に資格がなくたって、営業はできるし、契約も取れるのになぁ。って、思った私だけど、資格を取らないと昇格もない、ということは給料も上がらないということで・・・・・・。しかたなくファイナンシャルプランナー(FP)の勉強を始めることにした。そして約8ヶ月間の受検生活を経て、ファイナンシャルプランナー(FP)を取得、その4年後に独立したんだ。

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